(ブルームバーグ):欧州航空安全庁(EASA)は航空各社に対し、ロシアの一部地域を避けるよう警告した。昨年12月に墜落したアゼルバイジャン航空の旅客機がロシア軍に誤射された可能性が高いことを受けた措置。
EASAが回避を促しているのは、モスクワとサンクトペテルブルクの2大都市を含むロシア南・西部の5つの地域。今回の勧告は欧州域外の航空会社を対象としている。域内航空会社の大半は2022年にロシア領空の飛行を停止した。
アゼルバイジャン航空は、同社の旅客機がカザフスタン西部アクタウ近郊で墜落して多数の乗客が死亡した事故を受け、ロシア南部2都市への運航便を停止した。アゼルバイジャンのアリエフ大統領はこの事故について、ロシアが「偶発的」に攻撃したとの見解を示している。
24年は年末にアゼルバイジャン航空と韓国・チェジュ(済州)航空の事故が相次ぎ、商用航空事故による死者数がここ6年で最も多い年となった。チェジュ航空の事故では、乗客・乗員181人のうち179人が死亡した。
原題:Europe Warns Airlines on Russia Airspace After Azeri Plane Crash(抜粋)
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