ジェフ・ベゾス氏率いる米航空宇宙企業ブルーオリジンは27日、巨大な新型ロケット「ニュー・グレン」のエンジンを始動させるテストを実施した。宇宙空間への初打ち上げに向けた最後の重要な試験をクリアした。

ブルーオリジンの発表文によると、フロリダ州ケープカナベラルの発射台に固定されたニュー・グレンの基部で、ブルー・オリジンが開発した7基のBEー4エンジンに点火。燃焼は24秒間続き、全ての目標を達成した。

この10年の大半を開発に費やしてきたニュー・グレンは、ブルーオリジンの衛星打ち上げ用(最終的には有人宇宙飛行用)の主力ロケットとなる予定。同ロケットは、世界で最も頻繁に打ち上げられているスペースXのロケット「ファルコン9」と競合する存在となる。

ニュー・グレンは地上システムを完全に統合した状態で複数の試験を実施。収集されたデータは、打ち上げ当日のタイムラインの改善や性能予測の確認、モデルと実際のテスト結果の整合化に使用される予定だが、いつ実施されるかについては明記されていない。

ニュー・グレンのシニア・バイスプレジデント、ジャレット・ジョーンズ氏は声明で「これは画期的なマイルストーンであり、ニュー・グレンの最初の打ち上げが間近に迫っていることを示すものだ」と述べた。

ファルコン9と同様、ニュー・グレンは再利用可能なロケットで、宇宙への初飛行後、浮かべた台船に垂直に着陸する設計となっている。

原題:Blue Origin Fires Up Engines on New Rocket Ahead of Debut Launch(抜粋)

--取材協力:Jason Gale.

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