ノルウェー北部の小さな漁村が、思いがけない理由で経済的繁栄を手に入れました。

それを支えているのがスターリン時代に旧ソ連から持ち込まれた「タラバガニ」。世界のタラバガニ市場の94%を占めていたロシアがウクライナ侵攻による制裁で締め出されたことで、この村は西側諸国唯一の供給源に。かつてはタラを食べるとみなされた“厄介者の外来種”が、億万長者を生み出す“高級食材”へと変貌しました。

しかし、乱獲や温暖化の懸念など、新たな課題も浮上しています。タラバガニ漁で復活を遂げたブゴイネス村の現状と、漁獲枠による資源管理、そして観光業との連携による持続可能な漁業の取り組みについて深掘りします。(ブルームバーグ 2024年8月14日配信)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.