※12月18日に公開した動画の日本語字幕で、マスク氏に賭けるべきだとする箇所で誤りがあったため、訂正して再配信しました。

テスラが10月10日に開催したイベント「We, Robot」で、イーロン・マスクCEOが「サイバーキャブ」を披露した。しかし、世界長者番付トップの経営者は具体的な詳細をほとんど明かさず、テスラの戦略の実現性に対する投資家の疑念を再び呼び起こすこととなった。

マスク氏によると、このハンドルもペダルもない完全自動運転タクシーの価格は3万ドル(約470万円 ※2024年12月20日の為替レート)を下回る見込みで、生産開始は「おそらく」2026年になるという。ただし、テスラには新製品の発表スケジュールが大幅に遅れる前例がある。特に、マスク氏が約束してきた自動運転技術の実用化には多くの困難が伴っている。

サイバーキャブの開発から実用化までのロードマップは、株主と顧客の忍耐力を試す新たな試金石となりそうだ。(ブルームバーグ 2024年10月12日配信)

もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp

©2024 Bloomberg L.P.