19日の東京外国為替市場の円相場は対ドルでの下落率が1%に達した。日本銀行はこの日の金融政策決定会合で現状維持を決定。植田和男総裁は会見で金融政策の判断について、来年の春闘などの情報も必要などと述べたため、早期利上げ観測が後退して円売り・ドル買いが優勢になっている。

円は対ドルで一時、前日比1.1%安の156円47銭まで買われ、11月15日(156円75銭)の安値を付けた。金利スワップ市場では、日銀が2025年1月の決定会合で利上げに踏み切る確率が5割台前半に低下している。

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