(ブルームバーグ):米国では、乳牛への感染が広がっている高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の有無を調べるため、生乳の供給について全米規模での検査を開始する。
米農務省は6日の声明で、連邦命令により、生乳のサンプルを収集し同省と共有することが義務付けられると発表。致死性の高い鳥インフルエンザ流行が全米各地の養鶏場や酪農場で発生し、最近では酪農が盛んなカリフォルニア州でも感染が広がっていることを受けて、今回の措置が取られた。
ビルサック農務長官は声明で、今回の措置により「農家や農場労働者が家畜の安全性と自身を守る能力により自信を持てるようになり、ウイルスの全国的な感染拡大を迅速に抑制し、食い止める道筋が開ける」と指摘した。
農場のほか、輸送業者や加工工場など生乳のサプライチェーンに関わる業者は、要請に応じてサンプルの提出を義務付けられる。連邦命令に基づく乳製品加工施設のサイロでの1回目の検査は、12月16日の週に開始される予定だという。
連邦保健当局は、一般市民への感染リスクは総じて引き続き低いとしており、市販の低温殺菌牛乳は安全だと指摘している。
原題:US Orders Nationwide Testing of Raw Milk for Bird Flu Virus (1)(抜粋)
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