男性の育児休業の取得率は30.1%と過去最高になりました。ただ、実際取得するとどんな効果が得られるのかご存じでしょうか?
結婚・出産・子育てなどを経済学的手法で研究する東京大学大学院の山口慎太郎教授に聞きました。
すると、取得の3年後の育児家事時間が向上する、子どもの偏差値が1上がる、離婚率が下がるなどのデータがあるということです。
子育て中のアナウンサーがもやもやをぶつけました。

<出演>
▽山口慎太郎 東京大学大学院 経済学研究科 教授 
東京大学大学院経済学研究科教授。内閣府・男女共同参画会議議員なども務める。1999年慶應義塾大学商学部卒業。2001年同大学大学院商学研究科修士課程修了。2006年アメリカ・ウィスコンシン大学経済学博士号(Ph.D.)取得。カナダ・マクマスター大学助教授、准教授、東京大学准教授を経て2019年より現職。専門は労働市場を分析する「労働経済学」と結婚・出産・子育てなどを経済学的手法で研究する「家族の経済学」。
▽山内あゆ TBSアナウンサー
▽赤荻歩 TBSアナウンサー