(ブルームバーグ):米大統領選挙の共和党候補、トランプ前大統領は、自身がホワイトハウスにいれば韓国は在韓米軍の駐留費として毎年数十億ドル多く支払うだろうとし、長年の同盟国である韓国を「マネーマシン」と称した。
トランプ氏はエコノミック・クラブ・オブ・シカゴで15日に実施されたブルームバーグ・ニュースのジョン・ミクルスウェイト編集主幹とのインタビューで「もし私が今そこにいたら、韓国は喜んで米国に年間100億ドル(約1兆4900億円)支払うだろう」とし、「韓国はマネーマシンだ」と述べた。
米国と韓国は2週間足らず前に在韓米軍の駐留経費負担に関する新たな協定で合意したばかり。この協定に基づき、2026年の韓国側の負担は前年比8.3%増の1兆5200億ウォン(約1665億円)となる。
在韓米軍を巡る費用負担は、トランプ氏の大統領在任中に争点となっていた。トランプ氏は当時、同地域に約2万8000人の米軍人を駐留させるために韓国に約50億ドルの負担を求めたが、これは前回の協定で韓国が支払うことに合意した年間約10億ドルを大幅に上回る額だった。
韓国の外務省によると、新たな協定では27年以降の4年間の負担額はインフレ率の上昇を反映する形となり、年間の増加率は5%に制限される。
接戦が予想される約3週間後に迫った米大統領選で民主党候補のハリス副大統領が勝利すれば、安全保障政策に関する現行方針がおおむね維持されるとみられる。一方でトランプ氏は米国の同盟国が防衛協定に十分な資金を費やしていないと繰り返し非難している。
トランプ氏は「北朝鮮は非常に重大な国であり、膨大な核の力を有している。私は韓国に支払わなければならないと伝えた」と主張。北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記とは「非常な良好な関係」にあると語った。
韓国の外務省は現時点でコメントしていない。
原題:Trump Says ‘Money Machine’ Korea Should Pay More for US Troops(抜粋)
--取材協力:Emily Yamamoto、Sam Kim.
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