(ブルームバーグ):15日の暗号資産(仮想通貨)ビットコインは上昇が一服した。トレーダーは、米規制の見通し改善や上場投資信託(ETF)への資金流入拡大がさらなる上げを促すことができるかを見極めている。
ロンドン時間午前7時28分時点でビットコインは約1%安の6万5445ドル。過去5日間は約9%の上昇と、世界の株価指数や金を上回る値上がりだ。
米民主党の大統領候補、ハリス副大統領が暗号資産の規制枠組みを支持すると表明。共和党候補のトランプ前大統領もすでに仮想通貨業界への支持を表している。
最近の予測市場では、ハリス氏よりもトランプ氏に勝利の確率が高いことが示されている。トランプ氏は米国を「地球上の暗号資産の中心地」にすると約束しており、以前に「詐欺」呼ばわりしていたことを考えると完全な方向転換だ。
デジタル資産業界は政治活動組織への多額の献金を通じ、大統領選で影響力を及ぼす存在となった。暗号資産関連企業は、証券取引委員会(SEC)による取り締まりに反発し、より緩い規制を求めている。

原題:Bitcoin Rally Pauses as Traders Assess US Outlook, ETF Inflows
(抜粋)
原題:Bitcoin Rally Pauses as Traders Assess US Outlook, ETF Inflows
(抜粋)
もっと読むにはこちら bloomberg.co.jp
©2024 Bloomberg L.P.