トランプ前大統領の「不倫口止め事件」の裁判の最終弁論が行われ、トランプ氏側は改めて無罪を主張しました。早ければ週内にも評決が出る見通しです。
アメリカ トランプ前大統領
「どうなるか見てみよう。アメリカにとって今日はとても危険で悲しい日だ」
この裁判はトランプ氏が2016年の大統領選挙の直前に、不倫の口止め料をめぐり、業務記録を改ざんした罪に問われているものです。
アメリカメディアによりますと、28日に行われた最終弁論でトランプ氏側は口止め料を支払う判断には関わっていないなどとして、改めて無罪を主張しました。
一方、検察側は「有罪を裏付ける山のような証拠がある」などと訴えました。
明日から陪審員が有罪か無罪かを話し合う評議が始まり、週内にもアメリカの大統領経験者の刑事責任を判断する初めての評決が出る見通しです。

フィリピン政府 南シナ海めぐり中国の“自然保護区設置”に「強く抗議」撤回を要求 領有権争うスカボロー礁