イランでライシ大統領らを乗せたヘリコプターが不時着したとされる事故。安否はまだ不明ですが、捜索に協力するトルコのドローンが残骸とみられる熱源を特定したと報じられています。
国営メディアは、イランのライシ大統領や外相らを乗せたヘリコプターが19日、イラン北西部で事故に遭い、不時着したと伝えています。
捜索活動が続くなか、これに協力する隣国トルコが派遣したドローンがヘリコプターの残骸とみられる熱源を特定したとトルコの通信社が報じました。ライシ大統領らの安否は、まだ分かっていません。
これに先立ち、イランの政府高官は国営メディアに対し、ヘリコプターの乗員らと救助隊は連絡がとれたとしたうえで「事故はそれほど深刻ではない」と強調。
また、最高指導者・ハメネイ師は「国の運営に支障はない」として、無事を祈るよう国民に呼びかけています。

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