太平洋戦争中にアメリカで強制収容された日系人の苦難をしのぶ慰霊祭が、アメリカ・カリフォルニア州で行われました。
記者
「慰霊祭はここ、マンザナー収容所跡地で行われ、今年はおよそ1500人が参加しました」
太平洋戦争中、カリフォルニア州のマンザナーを含めた10箇所の収容所には、およそ12万人の日系人が「敵性外国人」として収容されていました。
慰霊祭では読経に合わせ、焼香や献花が行われ、日系人のみならず様々なルーツを持つ人々が参加しました。
元収容者(83)
「この国をより良く、そして人々が平等であるためにも、戦争の時や、あとに何が起きたのかを理解する必要があります」
今年はおよそ100人の元収容者が参加しましたが、年々その数は減っていて、主催団体は若い世代への伝承にも力をいれていきたいとしています。
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