台湾東部の花蓮市付近を震源とする地震の死者は、日本時間午前11時までに9人にのぼり、現在46人と連絡が取れていません。

台湾の消防当局が日本時間の午前11時10分までにとりまとめた情報によりますと、死者は9人、けが人は1050人にのぼっているということです。

また、有名観光地・太魯閣内のホテルへの通勤途中に地震に見舞われたホテル従業員42人を含む46人と連絡が取れなくなっているということです。

また、現在101人が道路や橋の寸断などにより孤立していて、消防による救助を待っている状況だということです。

気象当局によると、地震発生から日本時間午前9時前までの間に300回以上の余震を観測、今後数日間でマグニチュード6.5から7.0の余震が発生する可能性があるとして警戒を呼びかけています。