アメリカのトランプ前大統領が立ち上げたメディア企業が2023年の決算で、およそ88億円の赤字に転落したことが明らかになりました。
トランプ氏が発信する際に使うSNS「トゥルース・ソーシャル」を運営するメディア企業「トランプ・メディア・アンド・テクノロジー・グループ」は1日、2023年の通期決算を発表し、純損益が5800万ドル、およそ88億円の赤字に転落したと明らかにしました。これを受け、株価は前の営業日から20%ほど下落しました。
トランプ氏の企業がアメリカ証券取引委員会に提出した報告書では、「満期を迎える債務返済のための十分な資金を保有しているか、大きな疑義がある」としています。
アメリカメディアによりますと、トランプ氏はこの企業の株式のおよそ6割を保有しているということで、今後、秋の大統領選挙に向けた資金調達のため、株式を売却する可能性もあります。
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