日本がイギリス・イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出を解禁する方針を閣議決定したのに対し、中国政府は「重大な懸念」を表明しました。

日本政府は25日、イギリス・イタリアと共同開発する次期戦闘機の第三国への輸出を解禁する方針を閣議決定しました。

これに対し、中国外務省の林剣報道官は26日の記者会見で「重大な懸念を表す」と述べました。

そのうえで、「日本の軍事・安全保障の動向はいつもアジアの隣国や国際社会に注目されている」と指摘。「日本側が侵略の歴史を深く反省して平和的発展の道を歩むことを堅持し、実際の行動でアジアの隣国や国際社会の信頼を得るよう促す」と強調しました。