インドのモディ首相は20日、ウクライナ・ロシアの大統領とそれぞれ電話で会談し、ウクライナ情勢をめぐる対話と外交の重要性を双方に呼びかけました。
インド政府の発表によりますと、モディ首相は20日、ロシアのプーチン大統領と電話会談を行い、大統領選での勝利に祝意を表明。両国の特別で特権的な「戦略的パートナーシップ」のさらなる強化に向け、ともに努力することで合意したということです。
また、ウクライナ情勢についての意見も交わされ、モディ首相は対話と外交による解決の重要性を改めて強調しました。
一方、モディ首相はこの日、ウクライナのゼレンスキー大統領とも電話で会談。対話と外交を重視する姿勢を示すとともに、「平和的な解決を支援するため、あらゆる手段を講じていく」と述べました。
ウクライナは、スイスで準備が進められている「平和サミット」へのインドの参加を求めていて、複数のインドメディアは、ウクライナのクレバ外相が今月中にインドを訪問すると報じています。

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