中国の1月と2月の不動産開発投資は前の年の同じ時期と比べてマイナス9.0%でした。不動産不況からの回復の遅れが改めて浮き彫りになっています。
中国国家統計局の発表によりますと、1月と2月の不動産開発投資は1兆1842億元で、前の年の同じ時期と比べてマイナス9.0%でした。減少幅は前の年のマイナス5.7%からさらに拡大しています。
ほかの指標も軒並み悪化していて、▼工事に着手した面積はマイナス29.7%、▼完成した面積はマイナス20.2%、▼新築の売上額はマイナス29.3%となっています。一方で、売れ残っている住宅の面積は15.9%増加しました。
中国政府は不動産事業への金融支援を強化するほか、中央銀行も住宅ローン金利の基準となる金利を引き下げるなどテコ入れを図っています。

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