中国の国家統計局は、2月の消費者物価指数が、前の年の同じ月と比べ0.7%上昇したと発表しました。

消費者物価指数は1月まで4か月連続で下落しており、デフレへの懸念が強まっていましたが、一定の歯止めがかかった形です。

中国政府は、消費拡大が経済回復のカギを握るとして、自動車や家電の買い替えを促すなど消費喚起に力を入れており、今回の上昇機運が継続するかが注目されます。