これに対して・・・





刑事告発を行う予定の市民グループ代表 山本大志さん:
「これはやはりちゃんとした検察が徹底的に調べ上げて、どういう処理になるのかということについて考えるべきだと思ったので、告発するに至った」



県内の有志で作る市民グループは政治資金規正法違反の疑いで刑事告発する方針を固めています。



長崎知事の資金管理団体は2019年の二階派からのパーティー券の販売ノルマを超えた分について、同じ年の6月に500万円を銀行振り込みで受けとり、報告書にも記載し、8月に問題となっている現金1182万円を処理方針未定として受けとったとしています。

これについて市民グループ側は…





山本大志さん:
「1182万円は長崎知事側が現金で保管していて忘れたというのはあまりにも矛盾してる。(振り込みの)500万円は報告書に記載したのに、なぜ1182万円は記載しなかったのか。一部が振り込みで今回は現金だというのは、いかにも説明責任を果たしていない。県民はショックですよね」

報告書に記載しなかった理由について知事はきのうの会見で…











長崎知事:
「私たちは預り金的なものとして認識をしていた。すなわち自分たちの資金として認識していなかったわけです。預り金をですね、(収支報告書に)記載する場所はないわけです。収支報告書ではないですけれども帳簿にしっかり記載をし、なおかつ他人様のお金なので、これまで手を付けずに保管をしていた。したがって、これは決して裏金ではありえないと考えています」





山本大志さん:
「まるで透明性が図られていないということが一番問題だと思います。それは検察が捜査して何もありませんでした、問題ありませんでしたということで証明してほしいし、修正すればよいということではないので立件してほしい」



市民グループは週明けにも甲府地検に対して刑事告発を行う予定だという事です。