日本とベトナムの外交関係樹立から50年を迎えた今年、山梨県内の経済界でつくる視察団が10月に現地で行われた山梨のプロモーション活動に参加しました。

〈 前編/後編の後編〉

浅川博仁記者:
ベトナムホーチミンにある日本領事館公邸です。今やまなし観光物産プロモーションが行われていて、非常に盛り上がっています。

甲府商工会議所や北杜市、県酒造組合などが主催し、首都・ハノイとホーチミンで10月に2日間行われました。

ホーチミンの会場では、現地の食品や酒類のバイヤーや旅行会社など、約120人が参加し、会場に並んだ山梨の日本酒やワインを味わいました。

北杜市 上村英司 市長:
(ベトナムは)国として非常に勢いがあるということで、我々の北杜市とも一緒に成長していければと感じた

山梨県酒造組合 北原兵庫 会長:
日本酒の業界で相当ベトナムに輸出しているので、かなり競争の原理は働くが、山梨県の自然が好きな方、(日本に)行ったことのある方、そういったことを通じて使ってもらっていますが、大変好評だと思います。

3日間、ベトナムをみて回った視察団の感想は…

浅川記者:
桔梗屋としてどうベトナムと関わっていきたいですか?

桔梗屋 中丸純 社長:
非常に働き者の多い国民性というかを感じたので、今後機会があったら関わっていけたらと思います。

建設業 中部 紅谷利雄 常務:
日本も人手不足でどうしても外国の研修生に頼らざるを得ないとこがあるので、これを継続していきたい。

県産品の輸出や人材の受け入れ…ベトナムとの結びつきの強化は県内経済発展の可能性を秘めています。

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