5日、甲府市で飲酒した状態で車を運転し、自宅前で事故を起こしたとして、甲府市の会計年度任用職員である59歳の男が現行犯逮捕されました。

5日午後3時50分ごろ、山梨県甲府市で軽乗用車が路地を15メートルほどバックで走行しました。

その際、軽乗用車の右ミラーと停車していた作業車の左前の側面が接触しました。

この接触事故を受け、作業員が警察へ連絡し、駆け付けた警察が軽乗用車を運転していた男の呼気を調べたところ基準値を超えるアルコールが検出され、その場で逮捕しました。

酒気帯び運転の疑いで逮捕されたのは甲府市の会計年度任用職員(59) です。

警察の調べに対し、職員は容疑を認めているということです。

接触事故があった現場は職員の自宅前で、警察はいつから、どのくらい酒を飲んだのか、出かける目的などを調べています。

山梨県は今年1月から7月までの飲酒運転による人身事故が人口10万人あたり3.12件と全国でワーストとなっていて、県は独自に警報を出し、9月20日まで警察と合同で飲酒運転防止活動を行っている最中でした。