森への思いは一人からたくさんの人へと広がっていく
山田さんの思いを受け止めた若者がいます。工房を手伝う地元の高校生 渡辺開伊(かい)さんです。

渡辺開伊さん:
絶対一緒にやりたいと思って。山田さんの言葉に惚れたって感じ。
共通の趣味の釣りを通じて5年ほど前から交流があるという2人。地元の自然を愛する渡辺さんにとって、山田さんとともに活動することが成長の糧となっています。
渡辺さん:
自然に関してもそう、いろんなお客さんへの対応もすることで、自分がどんどん成長していくのが自分でもわかる。(鹿留を)もっと盛り上げていきたいなって思っています。

工房を訪れた人々にも2人の熱意が伝わっています。
木工を体験した男性:
自分たちが作った喜びの中で、きっといい物になるだろうという時間も含めて楽しみたい。

体験女性:
今の状況を知った上で木を大切にしていこうという気持ちになった。

男子大学生:
キャンプのサークルに入っているので、子どもたちに木工のことを教えられたら良い。
