オープンからおよそ1か月。食器をより永く使ってもらうための試みが始まりました。

坂本さん:
金継ぎってやったことはないですか?みなさん。初めて?

金継ぎのワークショップです。
金継ぎとは、欠けたり割れたりしてしまった器を、漆を使って修繕し継ぎ目を金や銀などで飾る伝統的な技法のこと。

坂本さん:
もう一度蘇らせて、そしてまた使い続けることの提案ができたらいいと思っています。

ワークショップには、初回ですが5人が参加し、欠けてしまったお気に入りの器を持ち寄りました。

生徒さん:
手をかけた分、愛おしいというか もっと大切に使いたいなっていう気持ちが出てくると思う。
生徒さん:
どれも思い入れのあるものなので、捨てることがどうしてもできなかった。器を大事にするとそれに合うように食事も大事にしたいと思えるようになった。
物を大切に使うことは暮らしを大切にすること。

坂本さんは、そんな物との「出会い」と「向き合い方」を伝える場所を目指します。

やまいち店主 坂本沙織さん:
私のお店があることでお客様の日常が少しでも楽しくより豊かな気持ちになったら嬉しいなと思っています。