棟梁 深澤さん:
「俺たちの仕事として最低限きれいにしておいてあげれば次にここへ来る職人さんがひと手間ぬけるじゃんね」
「次の仕事をする人も気持ちよくできるし、昔からそういう風に教わってきたし、そうしてきたつもりだから、シモン君にもそうしてほしいなと思って」

シモンさん:
「そういうことはドイツの現場で経験してなかった。次の人のことも考えるし結局は施主さんのためだし自分のいい仕事になる」
大切なのは「日本の職人としての心得」。

見習いとして駆け出したばかりのシモンさん。将来は日本で学んだ職人としての技術と心得を母国・ドイツで生かしていく覚悟です。
シモンさん:
「大工職人の考え方、施主さんとの関係とかおもてなしとか、ドイツでもみせてあげたいし、世界の皆さんに日本の素敵なところを見せてあげたい」