甲府市の武田神社で年末恒例のすす払いが行われ、神職や巫女が長いほうきを使って今年1年のほこりを払い落しました。

武田神社では新年を迎える準備として毎年この時期にすす払いを行っています。

初日の9日は巫女や神職など約10人が長いもので5mある、竹の先に笹の葉をつけたほうきを使って作業しました。

参加者は本殿や拝殿の柱や軒など、普段取ることができない高い場所のほこりやすすを腕をいっぱいに伸ばしてほうきを振り丁寧に払い落しました。

武田神社禰宜 乙黒洋さん:
「寒さもありましたが、これだけの寒さが気持ちを引き締め、凛とした気持ちで奉仕ができた」

武田神社は年末の行事として今後、しめ縄作りや餅つきなどを予定しています。
なお正月三が日の参拝者は例年並みの10万人を見込んでいます。