
その作家 乙黒信さん52歳。
沖縄県在住で月に1週間ほど父親の家がある中央市に滞在しています。
「型彫り」という工程では、図柄が描かれた型紙をシーグという小刀で押すように切り抜いていきます。
そして型紙の下に置かれた土台となるのは…
西垣友香キャスター:
「土台の茶色いものは?」
琉球紅型作家 乙黒信さん:
「ルクジュウといって、沖縄の島豆腐を乾燥を重ねて作ったもの。ちょうど良い油分を含んでいるので、(掘るときに小刀が)いい感じに曲がるし錆びない」
「とても理にかなっているので(紅型作家は)現在でもこれを使って仕事をしている」







