琉球紅型作家 乙黒信さん:
「僕たち家族にとって母は太陽のような人だった。沖縄には母を育んだ文化があり、同じく沖縄で生まれたのが紅型。自分の根源に触れられるような気がする、というのが(紅型を始めた理由の)根底にある」

中央市の玉穂生涯学習館には、今 乙黒さんの紅型作品が展示されています。
乙黒さんの作品は、古典的な紅型の伝統も受け継ぎつつ、独自の世界観や心の風景を描いています。
例えば「世界」という作品は…
琉球紅型作家 乙黒信さん:
「ここに像がいて、パーツの一つ一つがパズルのように動物が描かれている。周囲には四季折々の紅型の古典柄が配置されている」
「動物が集まり祈る形となっていて、一つの世界を形成している」
西垣友香キャスター:
「手を合わせるような…」

琉球紅型作家 乙黒信さん:
「祈る形になっていて、それが一つの世界であり、人間もその一員なのでここに(人の)赤ちゃんがいる」
西垣友香キャスター:
「ずっと見ていられますね」







