山梨県の人事委員会は県職員の給与について32年ぶりの高水準となる月額の平均で2.58%引き上げるよう勧告しました。
引き上げられた場合、人件費は30億2000万円増額する見込みです。

県の人事委員会は16日、民間の給与との比較から県職員の給与を月額の平均で2.58%、額にして9616円引き上げる勧告書を長崎知事に手渡しました。

引き上げの勧告は3年連続で、引き上げ率は1992年の2.84%に次ぐ32年ぶりの高水準となりました。
このほかボーナスは0.1か月分の引き上げを勧告しています。

引き上げられた場合、年間給与は行政職の平均42.7歳で、20万円増えた641万円となり、今年度の人件費は総額で30億2000万円増額する見込みです。