そこで次の対応は…

訓練会場のアナウンス:
「ハンターに猟銃の発砲命令が下されます」

関係者のとっさの判断で猟銃でクマを仕留めることを決め、安全確認を行ったうえでハンターが建物の2階から発砲する想定の訓練をしました。

「バン」と発砲の合図の掛け声がすると…クマ(役)が倒れました。

大月警察署 平山幸比佐 生活安全課長

大月警察署 平山幸比佐 生活安全課長:
「警察も今回初めての訓練となりますので、その中で手探りでやってきたので、訓練を重ねていくことによって、素早く対応できるよう今後も続けていきたい」

今年度県内で確認されたクマの目撃情報は117件で、去年の同じ時期の2.5倍に上っていて、警察はクマを見つけた際は、その場を離れ、必ず警察や市町村に通報するよう呼びかけています。