山梨県立大学の男子学生が今年4月に茶道部を立ち上げました。
茶道の所作を覚え始めてわずか9か月、なぜ本格的に茶道を始めたのでしょうか?

県立大学国際政策学部4年の山下晟慎さん。今年4月に、表千家茶道部を立ち上げました。

活動は月3回で、この日は他の大学の茶道部の学生や、留学生もお茶会形式の稽古に参加します。



山下晟慎さん:
「甲州市にある恵林寺の老師様が書いた墨蹟(書)。 寿山と書いてあり、ずっと続くという意味。茶道部がずっと続いてほしいというのが創設の思いなので、千古不易の寿山という言葉を書いていただいた」

山下さんは岩手県出身で、県立大学では国際コミュニケーションを学んでいます。 そんな山下さんが茶道を始めたのには、ある思いがありました。