山梨県内の4月の有効求人倍率は1.30倍で2か月連続で上昇しました。
3か月ぶりに全国平均を上回っています。

山梨労働局によりますと4月の県内の有効求人倍率は前の月から0.02ポイント上昇し1.30倍でした。2か月連続の上昇です。

全国の平均は1.26倍で3か月ぶりに全国平均を上回っていて、1.3倍台となるのは11か月ぶりです。

一方で新規求人倍率は2.29倍で前の月よりも0.08ポイント下まわりました。

山梨労働局では食料品製造業で求人の増加がみられるものの去年の反動から宿泊業や飲食サービス業で求人が減少していて「一部に厳しさが続いているものの改善が進んでいる」と11か月連続で判断を据え置いています。

また、今後についてはエネルギー価格や原材料費の高騰、物価上昇などの影響といった、求人を下振れさせるリスクを注意してみていく必要があるとしています。