自民党山口県連に所属する衆議院議員の杉田水脈さんが新年の会見を開き、在日コリアンなどに関するブログなどへの投稿が法務局から人権侵犯と認定されたことについて、「差別するつもりはなかった」などとしました。
在日コリアンやアイヌ民族に関する自身のブログなどへの投稿が、2023年、法務局から人権侵犯と認められたことについて、初めて会見で言及しました。
杉田水脈衆議院議員
「私は差別をするつもりとかは一切ございませんでした。もしも私のほうに事情聴取があったとすれば、そういったことも含めてしっかりとご説明させていただけたのに、その機会が設けられなかったことは誠に遺憾であるという風に思っております」
杉田さんは、ことばがきつかったとしつつも、「すでにブログは削除していて、傷ついた人には謝罪している」と繰り返し述べました。
自民党の派閥の政治資金パーティーをめぐる裏金の問題について、キックバックの有無を問われると、「派閥が刑事告発を受けていて、今の時点では回答を差し控える」としました。