山口県下関市の小学校の裏山にアスレチック施設を作ろうと23日、保護者が整備に汗を流しました。

作業をしたのは、岡枝小学校児童の保護者有志でつくる「アスレチック委員」ら6人です。



学校の裏山には、36年前にできた「ふれあい広場」があります。

アスレチック遊具や展望台がありましたが、老朽化で危険なため、今は立ち入り禁止になっています。

そこで、児童たちが安全に遊べるようにと、ことし7月から展望台を解体し、新たに滑り台の設置作業を始めました。

きょうは、斜面に、花壇を設置する作業で枕木に穴を開けて鉄筋を入れたり、土をならしたりして斜面に固定しました。

作業は、月に1、2回ですが楽しみながら取り組んでいるといいます。

アスレチック委員 藤谷悟 委員長
「大変なんですが、みんなでとても楽しくやっております」

アスレチック委員 木本法秀さん
「自分が楽しんでやってて、子どもが楽しむなら、全部楽しいです」

かつてここで遊んだ思い出も頑張る原動力になっています。

アスレチック委員 植村徹也さん
「僕らも小学校の時に遊んだので、子どもにも外で元気に遊んでもらえたらと思ってみんなで頑張ってやってます」

完成目標は来年2月の上旬。

先は長いですが、子どもたちも完成を楽しみにしていることでしょう。