豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、能を奉納したとされる山口県下関市の神社に、能面が納められました。
奉納したのは、防府市の能面師、松田龍仁さんです。
亀山八幡宮は、豊臣秀吉が朝鮮に出兵する際に能を奉納したと伝えられていて、現在まで「亀山能」として神事能が続けられています。
松田さんはその歴史に感銘を受け、2008年から能面を奉納しています。
今回、奉納したのは4種類合わせて5点です。
長野県産のヒノキを使用し、3年がかりで製作されました。このうち舞楽面「陵王」は、古代中国で王が戦いに臨むときに、顔を隠すために使用した面を再現。
全長およそ60センチで、細部や裏面まで繊細に彫られ、目の部分を動かすこともできます。上にはほうおう(鳳凰)が乗っていて、金色のうえに、模様をつけていく工程が難しかったといいます。
能面師・松田龍仁さん
「山口県の神社のなかの、優秀な人たちが舞楽を舞う人があるんですよ。そういうときに使っていただきたい」
奉納された能面は今回で17種類になり、亀山八幡宮ではこれまで奉納されたものと合わせ、来年秋には公開したいとしています。













