政治への関心を高めてもらおうと山口市の中学校で選挙について学ぶ出前授業がありました。
授業を受けたのは、湯田中学校の3年生、84人です。
学校では、来月、生徒会の選挙が予定されていて市選挙管理委員会の職員が選挙の仕組みや投票方法などを説明しました。
架空の市の市長選を題材に模擬投票が行われ、3人の候補者の演説を聞いて投票します。
実際に選挙で使われる投票用紙や投票箱で生徒たちが1票を投じました。
生徒「本場の空気を味わえてよかったです。名前を書くところが楽しかったです」
「一人ひとりの投票が将来の山口市を作っていくうえで大切ということを感じました」
市選管によると、おととしの山口市長選挙では、18歳と19歳の投票率が30.49パーセント、20歳~24歳が20.68パーセントと低く、若い世代の選挙への関心の低さが課題となっています。