瀬戸内の旧秋穂町一帯を駆け抜ける浜村杯秋穂ロードレース大会が19日、山口市で開かれました。
浜村杯秋穂ロードレース大会は、旧秋穂町生まれのマラソンランナー・浜村秀雄さんをたたえるものです。浜村さんは1955年のボストンマラソンで優勝したほか、56年のメルボルンオリンピックで日本代表に選ばれました。
その後、丸久やユニクロの陸上競技部の監督も務めました。
大会は今年からコースが新しくなり、去年までの20キロの部が「ハーフマラソン」となりました。
高校生以上の一般男女と壮年男女の4種目に、全国各地から約470人がエントリーし、選手たちは秋穂地区に広がる田園や海岸沿いのコースを駆け抜けていました。
今回初めて参加したというランナーは「風が強かったけど、沿道の人たちの声援が励みになり、完走することができました」と話していました。