秋の味覚のシーズン。山口県内においしい果物はたくさんありますが今が旬なのはナシですよね。8月、9月が収穫の最盛期ですが12月まで栽培できる品種もあり、意外と長く楽しめます。今回は、長門峡のナシのおいしさを感じてもらおうと開かれた美食ツアーに、ぶちうまアンバサダーのクロル舞アナが参加してきました!

やってきたのは、山口市阿東地区にある長門峡の観光梨園、浜安梨園です。この日「梨づくしの美食ツアー」が開催されました。参加したのは道の駅の駅長や飲食店の運営者、野菜ソムリエなどさまざまです。ツアーでまず行われたのが、ナシ狩りです。

クロル舞アナウンサー
「ナシ狩り用のバケツとナイフが入ってます。これから梨狩りしてきます!」

60アールほどの園内にある木は、樹齢70年から100年ということです。長門峡梨組合では、9戸の農家が9種類ほどの品種を8月上旬から12月上旬まで栽培していて、この時期、浜安梨園では二十世紀と豊水が収穫できます。枝の先端に近いほうから熟していくため、先端部分になっているものから採るといいそうです。

それではナシ狩り、スタートです!採るのは簡単。手を添えて、上に少し持ち上げるだけです。

クロルアナ
「すぐ採れました!簡単!重たいですね」

袋に包まれた二十世紀をもぎとり、その場で皮をむいていただきました。

クロルアナ
「すごくみずみずしくて、シャキシャキしてて歯触りがとってもいいです。甘いんですけど、程よい酸味もあってこのバランスがちょうど良いです」

もぎたては格別なおいしさでした。二十世紀は青梨の代表格で、甘みの中に爽やかな酸味があり果汁を多く含んでいて、とても人気のある品種です。一方、赤梨の豊水は甘みが強く濃厚な味わいで、柔らかい果肉が特徴です。食べ比べは、梨狩りの醍醐味です。