ガソリンを満タンにすると燃費が悪くなる?
安くて遠いスタンドと高くて近いスタンドどっちがお得?
「エコドライブ」にまつわる疑問を車のプロに聞いてきました!

ガソリンの価格高騰が止まりません。2023年9月6日に発表された山口県内のレギュラーガソリンの平均小売り価格は183.6円で15週連続の値上げです。ハイオクは194.2円、軽油は164.1円で、こちらも前の週より値上がりました。

レギュラーガソリンの価格の推移を見てみると、2年前・2021年には154.5円だったのが、今では30円近く値上がっているのが分かります。

この高騰、国は2022年1月からガソリン価格を抑えるため、石油元売り会社に補助金を出していました。その補助金が6月から段階的に引き下げられていたことが、ひとつの要因でした。この補助金、本来は9月末で終了するとしていましたが、全国のガソリン平均価格が過去最高値を更新したことなどを受け、岸田総理は補助金の延長を表明。10月中には、全国平均で1L175円程度の水準を目指したいとしています。石油情報センターによりますと「原油高や円安などの影響でガソリン価格の値上がりが続いていたが、来週は補助金の増額で値下がりの見通し」ということです。

ガソリン代が高止まる中「燃費」を気にしている人も多いのではないでしょうか。きょうは皆さんが気になる「エコドライブ」について車のプロに聞いてきました。

教えてくれるのは、交通安全教室なども行うJAF山口支店の近藤博嗣さんです。

まず、問題です。
次のうち、ガソリンの消費の割合が大きいのはどれでしょうか

(1)車を発進させるとき、(2)走り続ける巡航、(3)減速、(4)停止