大野将平選手VS齋藤六星くん(4) 勝敗は?

スポ少代表3人目は、小郡柔道スポーツ少年団、齋藤六星くんです。体重差3倍以上、大野選手と相対します。逃げる大野選手になかなか組ませてもらえません。

ここで原沢審判から大野選手に指導が入りました。不利になったは大野選手、ここで本気を出しました。齋藤くんを持ち上げる、22キロの体が宙に舞う。

倒したが、原沢審判、今度は見ていない!無効です。

両者譲らずゴールデンスコアに入りました。4歳の齋藤くん、ここで、背負い投げ。原沢審判の手が上がった、一本!齋藤くん、オリンピック金メダリストに大金星です!

10人では決着がつかず、代表戦にまでもつれた試合は大野選手、原沢選手が勝利しました。

大野選手と対戦した生徒(中学2年生)
「オリンピック出て世界一取った人はスピードがやっぱ違いました。投げられた時は気持ちよかったです。回りすぎて気持ちよかったです」

団体戦は大野選手自身が提案して実現しました。そこには、「本物に触れてほしい」との思いもありました。

大野将平選手
「子どもたちにも楽しんでもらったり、実際に試合の緊張感を味わってもらったり、本当の強さを肌で感じてもらいたかったりと、ふだんの柔道教室と違ったチャレンジを私たちはさせてもらったので、そういった意味でも充実した時間でした」

原沢久喜選手
「山口県の子どもたちに柔道やりたいなって思ってもらったり、ああいう選手になりたいなって思ってもらえるようにこれからも頑張っていきたいなという思いです」

今後も教室を続けたいという両選手。「また近いうちに会いましょう」と畳の上での再会を子どもたちと約束しました。

そして、柔道教室終了後、大野選手、原沢選手がインタビューに答えてくれました。今回の教室について、柔道の未来について、そして山口県への思いについて語ってくれました。