6月に土砂崩れが発生し、男性1人が死亡した山口県平生町の現場で、国の専門家による調査が10日、行われました。
現在も不安定な土砂が残っていることなどが分かり、専門家から今後の二次被害を防ぐための応急対策などについて助言がありました。

午前9時すぎ、国土交通省の土砂災害の専門家や県などから10人が現地を訪れ、調査にあたりました。
先月26日、平生町小郡地区では住宅の裏山が崩れ、土砂が住宅や倉庫など3棟に流れ込みました。この土砂崩れで1人が死亡し、3人が重軽傷を負いました。

専門家などは、およそ2時間にわたり、崩壊した斜面や土石流の痕跡、残された土砂の状況などを調査しました。
県 土木建築部 福田将之さん
「結構なスピードで土砂が流れた」
調査では、上流の急勾配の斜面が崩壊し、土石流化したとみられることや、現在も不安定な土砂が残っていることなどが確認されたということです。

県 土木建築部 福田将之さん
「今後の降雨によって、二次的な土砂流出のおそれがあって、小規模な降雨でも土砂混じりの流水が氾濫する可能性がある」
また、専門家から、大型土のうを設置するなどの応急対策に加え、適切な構造の施設を造るなどし、細かな土砂の流出を防ぐ恒久対策について助言を受けたということです。
県は、今回の助言を踏まえ、対策を進めていくとしています。













