梅雨を迎え、モリアオガエルが産卵の時期を迎えています。11日、山口県萩市の山あいに探しに出かけました。

記者
「萩市紫福にある大板山たたら館に来てみました。今年もいるでしょうか」

おととしも卵を産み付けていた木を見あげると…ありました。モリアオガエルの卵塊です。白い泡のような塊にいくつもの卵が産み付けられています。

すぐそばのトイレの入り口には…。鮮やかな緑色をしたモリアオガエルがいました。

モリアオガエルは、日本固有の種です。県のレッドデータブックには準絶滅危惧種として載せられています。

おととしは施設の同じ場所に卵を産み付け、2匹が足でかきまぜて泡状にしていました。オスとメスの共同作業です。

産卵を終えたあとなのでしょうか…。今回は1匹がじっとしていました。

施設の管理者
「これより大きいのがそこにいた。動いてる。本当によく来たね」

モリアオガエルは、5月から7月にかけて水辺の木の上に卵を産み付けます。

ふ化したオタマジャクシは下の水辺に落ちますが、この場所はアスファルトやコンクリートです。水に入ることができません。

施設の管理者
「オタマジャクシが出たかもしれんけど、まだ中にいるかも」

アジサイの植えてあるところにも卵塊がありました。葉っぱのすき間からのぞいてみると…。

いました!オタマジャクシです。でも、なぜこんなところに卵を産みつけたのでしょうか。

萩博物館によると理由は分からないものの、雨の降った日に道路を川と間違えたとも考えられるということでした。

施設の管理者はオタマジャクシが無事に育つように、近くの水辺に移しているということです。