梅雨入りを前に大雨によるため池の決壊などを防ぐために安全を確認する「ため池点検パトロール」が8日、山口県防府市でありました。
防府市大崎の「玉泉ため池」には県や市、ため池を管理する地元の人たちなどが集まりました。
面積は31ヘクタール約11万4000トンの水をたたえる大型のため池で、大規模な改修工事から50年以上が経過しています。パトロールでは堤に弱いところができていないか、また、水を抜くための設備がきちんと機能しているかを確認していきました。
県内には農業用水の確保を目的につくられたため池が7400か所余りあります。なかには100年以上前につくられたものもあり、老朽化が課題となる一方で管理をする地元の人たちの高齢化も進んでいます。
玉祖郷土地改良区 村田美彦理事長
「問題はとしては後継者ですね。5年先10年先どうしようかなとそういう問題も出てきます」
県によりますと、ため池の管理では日々のこまめな見守りが大切で草刈りなど、環境整備も重要ということです。
山口県農村整備課 吉永大介主査
「どういう変化が起きるかということを日々見ている中で感じ取ることが大事ですし、日々見ているからこそ、そういった変化にも気づくことができると思っています」
県では今後老朽化や劣化が見られる、いわゆる「危険ため池」も点検を進めたいとしています。













