きのう、新規感染者数が過去最高になるなど新型コロナが拡大する中、あさって(8日)には山口県内の多くの市、町で二十歳を祝う式典が予定されています。
このうち山口市では対策を徹底し予定通り実施するとしています。山口市ではあさって午前と午後の2部制で、「二十歳のつどい」を予定しています。

山口市社会教育課 内田英司課長
「手消毒とかマスクはもちろんのこと、今回サーモグラフィカメラによる検温も実施しております。コロナ感染がならないように、万全を期すということで考えております」
基本的な感染対策を徹底する方針です。
成人年齢が18歳に引き下げられ、今年から「成人式」の名称を変更しての開催。
市によると今年(令和5年)の参加予定は、1353人です。
式典会場の山口市民会館は1500人を収容できますが、午前と午後に分けたことで隣を空けて座れるようにしました。
当日は市の職員およそ60人が密を避けるための誘導にあたります。
今回新たに、会場内で、中学3年の時の担任教諭からのメッセージなどを上映。
式のあとは、会場にほど近い商店街で地元の特産品などがもらえるデジタルスタンプラリーを開催します。
いずれも会場の外での密集を防ぎ、人を分散させる効果を期待しています。
山口市社会教育課 内田英司課長
「やっぱり人と人とをつないでいくとか、郷土の思いをはせて頂くとか、山口に愛着を持っていただくとか、節目として二十歳のつどいというのは開催するべきだとおもっております」
コロナ禍での二十歳を祝う式典は3回目。
喜びに包まれる一方主催者は感染対策に目をくばりながらの実施となりそうです。