ことし1年の防火や防災への意識を高めてもらおうと、山口県周南市で5日、新春恒例の消防出初式がありました。
式には、周南市消防本部の職員や消防団員など合わせておよそ350人が出席しました。コロナ前に比べて、出席者数は半分ほどと、規模を縮小しての開催です。
周南市消防本部 藤井陽治消防長
「市民の安心安全を確保するため、消防本部と致しましても、消防団との連携強化をいっそう図っていきたいと考えております」
中澤樹 記者 リポート
「目玉ともなる放水はことしも中止となりましたが、ことしは3年ぶりに分列行進が行われています」
消防車両など合わせて35台も行進し、訪れた人を楽しませていました。市消防本部によりますと2022年、周南消防管内では53件の火災が発生し、うち24件が建物火災です。冬場は空気が乾燥することから、火の取り扱いに注意するよう呼びかけています。