6年ぶりに貴婦人が復活します。
山口県で秋に始まるJRの大型観光キャンペーンに合わせ山口線を走るSLやまぐち号をSL「C57」がけん引します。
京都の整備工場で最終作業が報道陣に公開されました。
「C57」はJR西日本で唯一、SLやディーゼル機関車を専門に扱う京都市の整備工場で、復活に向けた作業が行われています。
貴婦人の愛称で親しまれている「C57」は、山口線を走る「やまぐち号」の代名詞ともいえる機関車です。
1937年に製造されたC57形の最初の1台、1号機です。
2020年10月に運行中の不具合で走行不能となり、修理が続けられていました。
不具合は蒸気の力を動力に変えるピストンの故障が原因でした。
修理に長い時間がかかったのは故障の原因追及だけでなく、予備のない部品を一から作る必要があったためです。
すでにピストンは新たな部品に交換され車輪もピカピカに削り直されています。
整備工場ではおよそ40トンの車体をクレーンでつり上げ、車輪に乗せる作業が公開されました。
渡辺敦記者
「鐵の車体がまもなく車輪の上に載せられます。ナンバープレートは外されていますが、その均整のとれたスタイルは間違いなくC57、貴婦人号です」
今後、石炭や水を積む「炭水車」を組み合わせ、数か月をかけて調整するなどしたあと試運転が行われます。
C57「貴婦人」は10月に始まる大型観光キャンペーン「山口デスティネーションキャンペーン」に合わせて、SLやまぐち号の機関車として復活する予定です。













