資源の有効活用と経済の循環を目指しています。地元で伐採された木を燃料にして湯を沸かすボイラーが、道の駅阿武町の温泉施設に完成し、15日、火入れ式がありました。

「火入れ式」には、阿武町の花田憲彦町長ら関係者およそ20人が出席しました。
施設は鉄骨平屋建てで、広さは93平方メートルです。
まきを使うボイラーが2台、設置されています。
阿武町がおよそ1億4000万円かけて整備しました。
これまでの燃料は灯油でしたが、地元の木材の有効活用を目指す木の駅プロジェクトの一環で、まきに着目しました。
住民が間伐など、山で切り捨てられる木を「木の駅」に持ち込み、町が買い取るという仕組みです。

買い取り価格は1トン6000円から8000円で、現金と町内で使えるデジタル地域通貨「あぶPAY」で半分ずつ支払われます。
地域の資源をエネルギーにして、ボイラーで沸かした湯で温泉を温めます。
花田憲彦 阿武町長
「今まで捨てていたまきが有効な資源として活用できる。さらにそれが地域の農業者、林業者の小さな収入につながっていく」

道の駅阿武町の日本海温泉「鹿島の湯」は、沖に浮かぶ鹿島を眺めながら入浴できる天然温泉で、町内の人気スポットになっています。
経費は、灯油とまきでほとんど変わらないということです。
まきは住民のほか地元の森林組合からも持ち込まれる見込みで、地域内での経済の循環も目指しています。













