今年は例年とは違う事情が

400人以上の地域住民に加え、消防職員や消防団員など、およそ1000人態勢で実施された山焼き。今年は例年とは違う事情がありました。

20年ほど、秋吉台の植物を調べている大阪市立自然史博物館外来研究員の荒木陽子さん。去年12月、荒木さんの調査に同行すると…

荒木陽子さん
「去年の草が下にたまってて、めくってもめくってもなかなか地面が...。あ、出てきたけど、この下で小さいものが頑張っている状況です」

草丈が例年より20センチほど高くなっていました。

去年の山焼きは天候不順で4回延期。やっと実施できても、濃霧で枯れ草が湿った影響などで、ほとんど燃えないまま終わりました。現在のように、一斉に火を入れるようになった1925年(大正14年)以降、100年間で、山焼きができなかったことは初めてとみられます。

草の量が多く火の勢いに影響

荒木さんは、今年の山焼きについて「去年の燃え残りなどで今年は草の量が多かったことや、乾燥していたことで火の勢いが強くなったのではないか」と考えています。