山口県宇部市の長生炭鉱を日本政府が30日に初めて訪れ、犠牲者の遺骨収容を進める市民団体やダイバーと意見交換をしました。ダイバーは、来月の遺骨収容調査を、計画的に取り組むと話しました。

水中探検家の伊左治佳孝さんが、遺骨収容のための大規模調査に向けて準備が進められる長生炭鉱の現場に入りました。

30日は専門家とともに、初めて現地を訪れた厚労省など日本政府と、調査の安全性について意見交換をしたということです。

水中探検家 伊左治佳孝さん
「専門家からの提案は、すでに僕や刻む会が調べたこととほぼ同一だたので、僕たちは今まで考えられることはすべてやってきたと改めて確認できた」

太平洋戦争中に水没し、朝鮮半島出身者を含む183人が犠牲になった長生炭鉱では、市民団体などが潜水調査を行い、去年4つの骨を見つけ出しました。次の調査ではタイやインドネシアなどのダイバーも参加します。

伊左治さん
「水中であれってなると厳しい環境ですから作業できなくなったり、それこそリスクも上がってしまうので、しっかり打ち合わせはしたい」

調査は来月3日、6~11日に行われます。