新しい名物になるのでしょうか?海峡のまち、山口県下関市に新しい和菓子が誕生しました。”しもやき”です。

11月、下関市中之町の唐戸市場の近くにオープンした”元祖しもやき本舗”が売り出しました。
店のオーナー、杉垣文康さん(39)は元システムエンジニアです。2年前、妻の咲希さんと東京から移住しました。夫婦そろって大好きな魚介類が豊富で、景色がきれいな下関に引かれました。
元祖しもやき本舗 杉垣文康オーナー
「多様な魚介類がいるというところで、実際の魚ではなくてたい焼きみたいなもので魚介類を皆さま方、観光客の方々に知ってもらいたいという思いで始めました」
オープンから1週間もたたないのに店の前には噂を聞いたという客がいました。
客
「たい焼きじゃないですよね。下関ならではのふぐとあんこうとくじら?楽しみなんで一回は食べたいなと思って並んでます」
しもやきには3種類があります。
生地は県産の小麦と牛乳を使い、香ばしく焼き上げます。

ふぐは白身のイメージからカスタード。潮を吹くくじらは下関産の塩を加えたこしあんです。あんこうは名前にちなんで伝統的なあんこ、つぶあんが詰まっています。
客
「ふぐ食べます。あんがいっぱい」
別の客
「思った以上にクリームがパンパンに入っていてとてもおいしかったです」
しもやきはひとつ350円で、ドリンクとのセットメニューもあります。
杉垣オーナー
「ふぐ、くじら、あんこうのこのデザインを見て、下関はふぐだけじゃない、くじらもあんこうも有名なんだと思っていただいて、夜は実際のふぐ、くじら、あんこうを食べていただきたいなと思っております」
海の幸をモチーフにした”しもやき”が新しい名物になるよう育てていきます。













