政府のガソリン補助金が12月11日に引き上げられ、暫定税率が廃止された場合と同じ水準になりました。山口県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、補助金の増額前に比べて14円以上値下がりしました。

12月末のガソリン暫定税率廃止に向け、政府は11月13日から石油元売り会社への補助金を段階的に増額し、今月11日に暫定税率が廃止された場合と同じ水準になりました。

石油情報センターが公表した15日時点の山口県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は156.9円で、補助金の増額前の公表値(11月10日時点)から14.2円の値下がりとなりました。ハイオクは167.4円、軽油は146.5円でした。

石油情報センターは、補助金増額後まだ値下げに転嫁できていない部分があることや原油価格の値下がりの状況から、次の週も価格は下がると予想しています。